こんにちは、もっちです。(@mocchi_homeblog / Twitter)
マイホーム計画中の旦那さんへ質問があります。書斎部屋を検討していますか?
書斎ってマイホームを建てる上で、男の憧れですよね!
私もマイホームを建てる際に、書斎部屋は当然の権利として欲しいと思っていました。
しかし、結果としては書斎は設けず、代わりにリビングにカフェ型カウンターを設けました。
私が、なぜ書斎ではなく、カフェ型カウンターを採用したのか?
今回の記事では、リビングのカフェ型カウンターの魅力を解説していこうと思います。
我が家が書斎部屋を設けなかった理由
当初、書斎部屋が欲しいと思った理由
私が育った実家では、私が小学生高学年のときに親が一人部屋を与えてくれました。
それまでは兄との二人部屋で二段ベッドで過ごしていました。
一人部屋が本当に嬉しくて、自分の好きなモノに囲まれ、テレビチャンネルを争う必要もないし、好きなゲームを好きなだけ出来るし、友達だって家族を気にせず自由に招待できる。
そんな環境で育ったため、自分だけの空間があることのメリットは良く分かっています。
せっかくマイホームを建てるのだから、自分だけの書斎部屋が欲しい!
そんな風に漠然と考えていました。
絶対に欲しい理由が見つからなかった
きっと多くの方がマイホームの計画中に、夫婦間で間取りを考える上で【書斎部屋がいる・いらない論争】が生じると思います。基本的に、夫はいる派、妻はいらない派に分かれることが多いと思います。
そんなとき、どうやって折り合いをつけますか?
私が思うのは、【夫は、書斎の重要性を妻に納得させる必要がある】ということです。
現実的に、決められた予算内で優先順位を決めながら、間取りを考えていくと必然的に書斎部屋というのは優先順位が低い方に位置づけられると思います。
その優先順位をくつがえす程の理由を妻に提示する必要があると思うのです。
私はそう考えているため、自分の中で書斎部屋が絶対に欲しい理由を自問自答しました。
夫婦でアパート住まいをしていたときは、部屋数の問題で一人部屋など選択肢にも入っていませんでした。
その頃の生活を振り返ってみて、【書斎部屋が欲しいと思ったことなど一回もない】ということに気づきました。
一人で部屋にこもって何か作業に集中する必要性が生じたことがなかったのです。
マイホームに書斎部屋を設けたところで、本当に有効的な使い方をすることができるのか疑問さえ生じました。
それに妻だって一人部屋はありません。
世の多くの奥さんは、それを当たり前として受け入れています。
夫だけが書斎部屋と称して一人部屋を持つことは、どうなのだろうかと思い始めました。
スペースが限られているため
先程ご説明した、限られた予算の話に近いですが、【スペースが限られている】ことが重要な要素です。
書斎部屋があるのとないのでは、間取りのバリエーションにかなり差が生まれます。
リビングを広くする、洗濯脱衣室を広くする、キッチンを広くする、など色々と検討することができます。
たまに使うかもしれない部屋を設けるより、毎日確実に使う部屋のためにスペースを割いた方が効果的だと思うようになりました。
あるお宅の住宅完成見学会でのこと
そんなとき、ハウスメーカーの案内で、あるお宅の住宅完成見学会に参加したときのことです。
リビング内の一角に、スタディコーナーと称したミニ書斎的な空間が設けられていました。
そこでは、旦那さんがパソコンをしたり、子供たちが勉強する空間として利用されていました。
ここにヒントを得て、我が家ではリビング内にカフェ型のカウンターを設けることに決まりました。
リビングのカフェ型カウンターのメリット・デメリット
リビングのカフェ型カウンターには、以下のような5つのメリットがあります。
- リビング内に設けることで、家族と同じ空間にいることができる
- 正面に大きめの窓を配置させ、窓の外の景色を眺めることができる
- カウンター高さを上げることで、カフェにいるような気分でドリンクやお酒を飲むことができる
- カウンターを長くすることで、子供の勉強スペースとしても利用することができる
- インテリア的におしゃれに見せることができる
次の記事では、この5つのメリットを実現することができた我が家のカフェ型カウンターを実例紹介していますので、気になった方はそちらも是非、ご覧になってください。
逆に、以下のようなデメリットがあります。
- 長時間の作業は腰に負担が掛かる
- 椅子に高さがあるため、小さい子供には利用が難しい・危ない
- 誰にも邪魔されず、一人で作業に集中することができない
この中の、【3. 誰にも邪魔されず、一人で作業に集中することができない】 については、イヤホンをつけて音楽を聴きながらすることで解消することもできます。
こんな方はカフェ型カウンターが向かない
以下にあてはまる方は、カフェ型カウンターに向かないかもしれません。
- 腰痛持ちでカウンター式の椅子に座っていることが身体的にしんどい
- 子供が大人数いて、取り合いになってケンカになってしまう
- リビングのスペースに余裕がない
- 在宅ワークをメインにしている方(zoom会議や電話対応などがある方)
我が家は2世帯住宅で、1階を親世帯、2階を子世帯としているため、スペースの制限が厳しかったこともありますが、予算やスペースに余裕がある方は書斎部屋を設けるメリットも、もちろんあると思います。
まとめ
我が家の経験を元に、書斎部屋を設けなかった理由を解説しました。
間取りを検討中の方は、予算やスペースを現実的に考えて、最大限有効活用するために書斎部屋が本当に必要なのか、ということをこの機会に是非、考えてみることをおすすめします。
書斎部屋の代わりに、リビング内にカフェ型カウンターを設けるという選択肢もありますので、我が家の実例紹介記事をご覧になって頂ければと思います。
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